【ナッツRV】が 石川県珠洲市へ「令和6年能登半島地震・豪雨災害」に対する 義援金134.4万円およびキャンピングカーを寄贈!
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2025年4月14日に株式会社ナッツは、自社イベントなどで販売したチャリティTシャツの売上金134.4万円および、災害時に活用できるキャブコンタイプのキャンピングカー1台を珠洲市に寄贈しました!

珠洲市市役所応接室にて開催された贈呈式には、珠洲市の泉谷満寿裕市長、元プロ野球選手の桧山進次郎さん、株式会社ナッツ 代表取締役の荒木賢治氏が出席。
ナッツの荒木代表から泉谷珠洲市市長へ、義援金としてチャリティTシャツの売上金134.4万円の目録が手渡されました。

今回の義援金は、被災地支援の一環としてナッツRVが昨年の秋からイベントやオンラインで販売したチャリティTシャツの売上金です。活動に賛同するキャンピングカーユーザーに購入してもらいました。約5か月間で1,344枚ものTシャツを購入してもらい、当初の目標金額であった100万円を大きく超えることができました。

キャンピングカーの寄贈の際は、元プロ野球選手の桧山進次郎さんも一緒に泉谷市長へレプリカキーを手渡されました。桧山さんは阪神の現役選手時代から、自身の公式サイト「桧舞台」をベースに様々な社会貢献活動を展開しており、今回もその一環として出席したそうです。
寄贈に際し泉谷市長からは「日本RV協会様には昨年1月1日の震災当時からキャンピングカーによる職員の宿泊所確保という大きな支援をしていただいていました。そして今回、沢山の義援金ならびに、有事活用だけではなく平時の地方活性化活用の為にとキャンピングカーも寄贈してもらい感謝しています。人口もどんどん減少していく中でキャンピングカーが人口増加や珠洲市に戻ってくる起爆剤になればと思います。今回は本当にありがとうございました。」
と感謝の言葉をのべられていました。
株式会社ナッツの荒木代表は、これからもキャンピングカーを通して、災害・復興支援ならびに地域創生支援に貢献していきたいと話されていました。

●寄贈されたナッツRVの「クレソンジャーニータイプW」
なぜ災害時にキャンピングカーなのか。その有用性とは
キャンピングカーの使用目的は多岐にわたり、災害時における自治体職員、災害指令者や医療介護者の宿泊所、移動可能な避難シェルターなど、様々な用途での活用が期待されています。
キャンピングカーは、現地到着後にすぐに利用できるという大きなメリットがあります。災害発生時には素早く行動する必要がありますが、キャンピングカーは移動が容易であり、余震を含む急な避難や立ち退きの際にも迅速に対応できます。また、車内はパーソナルスペースが確保されており、ストレスや緊張から解放され、落ち着いて過ごすことができるため、心身の安定を保つことができます。
その他、キャンピングカーは電気や水、ガスなどの生活に必要な設備を備えている為、災害時においても基本的な生活をすることが可能です。トイレやシャワーといった装備が整った車両であれば、衛生的な環境を維持しながら過ごすこともできます。
また、キャンピングカーはフルフラットの就寝スペースを備えており、長時間同じ姿勢で過ごすことによる健康リスクを軽減する効果もあります。災害時には避難所での滞在が長期化することも考えられますが、キャンピングカー内で生活することで、エコノミー症候群などの予防にも役立ちます。
さらに、災害時に不可欠な情報収集のための通信も、キャンピングカーの電源を活用することができます。キャンピングカーはエンジン用のメインバッテリーとは別に居住空間用の「サブバッテリー」を搭載しているため、電源供給の確保が可能です。これによって、通信手段を維持しながら避難生活を送ることも可能になるのです。
このように、キャンピングカーは災害時において身の安全を守り、落ち着いて過ごすことができる生活環境を提供し、電源の確保や通信手段の維持などにも役立つ重要な存在となりえるのです。
文:山本公紀