横浜キャンピングカーショー2021 会場レポート!

レポート

横浜キャンピングカーショー2021が、9月18日・19日の日程で開催された。会場は初となる、パシフィコ横浜。

訪れたのは土曜日、ちょうど台風が接近し、コロナ禍で緊急事態宣言が発出されている中であったが、多くの来場者が来ていた。

ニューモデルも続々登場していた!

キャンパー厚木のブースには、モデルチェンジしたばかりのキャブコンのベースシャシー「新型カムロード」が展示されていた。安全運転支援システムの追加やリアダブルタイヤ、ディーゼル4WDや6速ATも設定され、大きな進化をとげている。キャブコンを検討している方が興味深く質問をしていた。

ケイワークスからは、最大480Ahまで搭載可能な大容量リチウムバッテリーシステムで130Aもの充電流を実現したニューモデル「オーロラ・エクスクルーシブ7Star」が出展。

7Starとは、7名乗車モデルのネーミング、ファミリーにも対応したワイドロングベースキャンパーだ。

「東和モータース販売」のブースにはニューモデルの軽キャンパー「クライン」のルーフにサイドPOPタイプのルーフテントを搭載した車両を展示。最近人気のオーバーランドスタイル!軽キャンの就寝定員を増やすことが可能だ。

「AtoZ」のブースでは、新型ボンゴベースのコンパクトキャブコン「アレンH」と「アレンL」カムロードベースの「アンソニーライト」のニューモデル3台を出展。全車にオプションの12Vクーラーを搭載していた。

RVトラストでは、「ボレロVマックス」がリニューアルされて復活!

基本的な内装レイアウトに変更はないが、電装関係含め最新の装備にブラッシュアップされている。国産キャブコンの最高峰ともいえるモデルだ。

これからのスタンダード?リチウムバッテリーシステムに注目が集まる!

「ナッツRV」のブースでは「ハイパーエボリューション」と呼ばれるリチウムバッテリーを搭載した電源システムの説明に聞き入る来場者が多かった。これからの電装のスタンダードは、リチウムバッテリーシステムになっていくことを実感させられる。

TACOSは、人気のコンパクトモデルを出展、NV200とタウンエースベースのオリジナルルーフ架装モデル。8ナンバーキャンパー登録とすることで、室内レイアウトに自由度があるのが魅力だ。

ステージショーも盛況!子どもに人気の「クワガタ忍者」キャンピンングカー女子や車中泊、キャンパー専門に活動するユーチューバーなどさまざまなキャラクターが登場!会場を盛り上げていました!

新しい時代のキャンピングカー活用法!

一般社団法人 日本RV協会が設置したキャンピングカーのコンセプトゾーン。東京キャンピングカーショーに引き続き、レジャーユースだけでなく、災害時の避難場所やコロナ禍においては、不特定な方との接触を避けた移動手段やワーケーションの基地として、医療関係者への協力で、発熱外来のベースやワクチン接種カーとしてなど様々な活用方法が紹介されていた。

写真/テキスト:山本公紀