キャンピングカーとリモートワークの相性を考えてみる

キャンピングカーのいろいろな使い方が注目されています。レジャーに使えるのはもちろんのことですが、キャンピングカーの特徴を活かして、さまざまな場面で活躍しているようです。特に最近では仕事で利用するという声も増えてきました。

仕事のスタイルも変わってきて、会社に出社しない人も増えてきています。また、不測の事態で出社できなくなり、テレワークやリモートワークを余儀なくされることもあります。そんな時、キャンピングカーが、仕事環境をサポートしてくれるのです。

リモートワークに適したキャンピングカーの環境

キャンピングカーの特徴を見てみると、仕事をするのに、ふさわしい環境が整っていることがよく分かります。設備であったり、クルマの作りなど、注目すべき素質を持っているのです。そのなかでも

  • 電気が使える
  • 1つの空間で完結している

という2つの特徴はキャンピングカーならでは。

電気設備が整っていることは、仕事をする上でありがたいポイントです。バッテリーからAC100Vの電気も得られるので、多くの家電が利用できます。パソコンにスマートフォンの充電、照明など、オフィスワークに必要な電気は、ほとんどまかなえてしまうのです。

最近のキャンピングカーには、家庭用クーラーを設置したモデルもあり、快適な環境を保つための電気製品が使えるようになってきました。電気関連以外にも、キッチン、コンロ、トイレなど、日々の生活をするには十分の環境が整っています。

また、生活する空間が1つのキャビンとしてパッケージされていることも、仕事をする上で有利なポイントといえるでしょう。生活に必要とされる設備は、手を伸ばして届く範囲にあります。このキャンピングカーという1つの空間で完結しているのです。

いつもの生活ができる空間がある幸せ

このように自立しているおかげで、電気のない場所、街から離れた場所などであっても、キャンピングカーであれば、いつもと変わらない生活をすごせます。災害時に公共の電気が使えず、オフグリッドの状態になっても問題はありません。

もちろん、自宅の駐車場にキャンピングカーを駐車して、家の電気をつないでも使えます。自宅にいるなら、わざわざキャンピングカーを使うことはないだろう、と考える人もいますが、仕事をする上で、その効果が発揮されるのです。

リモートワークで効果を発揮する理由

家で仕事をするようになると、仕事場を確保しなければなりません。それまで、会社に毎日通っていた人は、自宅に仕事をするスペースを持っていない人もいます。そこで、自宅の一部を改装して、仕事場とするのですが、会社に行っている時と同じようなペースで作業が進まない、と感じる人もいるはずです。

それはなぜか?

そこで、自宅の駐車場に停めたキャンピングカーへ通勤することをイメージしてみてください。家から出て、キャンピングカーのトビラを開ける。いつもの会社に通っていたルーティンと同じ感覚がよみがえってきませんか。

この行動で、気持ちがリセットされるのが想像できます。そうです。自宅では、この感覚がないので、会社に行っていた時とは違う、仕事のペースが違っていたのかもしれません。

キャンピングカーは完全に独立した空間なので、集中力も高まります。視覚も含めて、外から入ってくる情報が減るので、必然的に集中力が高まります。また、水を飲みたいと思ったら、部屋を出て、キッチンに行くこともなく、手を伸ばして冷蔵庫からドリンクを取り出すだけです。ストレスがありません。

これで、いつもの仕事のペースを取り戻せるのではないでしょうか。

キャンピングカーで仕事のスタイルが変わる

今、仕事に対する取り組みが大きく変わろうとしています。会社への出社が減ってくると、仕事場を自分で準備する時代がやってくるかもしれません。逆にいうと、仕事に使えるキャンピングカーが増えて、仕事の仕方が変わるかもしれないのです。

そんな時のためにも、キャンピングカーを仕事用に準備しておくのはどうでしょうか。もちろん、レジャー用として所有して、いざという時、仕事に使ってもいいのです。

最近は、電気に注力したモデルも多く、USBアウトレットを装備するクルマも増えてきました。バッテリーも大容量化が進み、家庭用エアコンをバッテリーのみで動かせたり、電子レンジを使えるモデルもあります。

各車両のスペックを確認して、仕事に使えるクルマを探してみてください。

<文:渡辺圭史>