東京キャンピングカーショー 2020が幕張メッセで開催

レポート

東京キャンピングカーショー2020が9月19〜21日に幕張メッセで開催された。ひさしぶりに関東で開催された大型キャンピングカーショーとなり、来場を楽しみにしていた人も多かった様子。

関東の大きなイベントといえば、春のジャパンキャンピングカーショー、秋の東京キャンピングカーショーがあるが、新型コロナウイルスの影響で、東京キャンピングカーショーはスケジュールと場所を変更して開催されることになった。

車両展示は35社68台、用品・情報・その他の展示が15社。会場は幕張メッセ国際展示場4ホールのみでの開催となった。規模は縮小されたが、来場者の検温が行われ、ウイルス蔓延防止の対策を行うためにも、スケールダウンは必須であった。

例年、東京キャンピングカーショーではニューモデルの発表も多く、各社が秋のデビューを目指してクルマを制作してくる。本年もニューモデルのお披露目が行われたメーカーもあり、ブースは盛り上がりを見せていた。

最近ではキャンピングカーが注目され、三密を避けた旅、キャンプ、テレワークなどでも、その利便性が評価されている。興味を持つ人も増えたのだが、実車を見る機会は減っていた。

このよう状況下で開催された、久しぶりのキャンピングカーショー。規模は縮小されたが、開催された意義は大きかったといえるだろう。

写真&文:渡辺圭史