東京キャンピングカーショー2021 会場レポート!
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東京キャンピングカーショーが、6月12日・13日の日程で開催された。会場は昨年と同じく、東京ビックサイト青海展示棟。
来場者は、2日間合計で6254名と発表された。コロナ禍の中では多くの来場者だったともいえる。
コンパクトなキャンピングカーが人気!
中高年のみならず、若いファミリー層も増えてきたことから、コンパクトなモデルに人気が集まっているようだ。総合ディーラーの「東和モータース販売」のブースでもニューモデルの軽キャンパー「クライン」やコンパクトモデルを多数展示していた。
「AtoZ」のブースでは、新型のコンパクトキャブコン「アレンH」に注目が集まる。同社の人気モデルだったボンゴのキャブコン「アミティ」が生産終了となったため、次世代のコンパクトキャブコンは、このモデルに置き換わることになるのだ。室内のレイアウトを見ると、まさに「アミティ」の血筋を受け継いでいることが分かる。
「VanRevo」(バンテック新潟)では、ミニバンベースの車中泊モデル「ミニバンレボリューション」(MR)が人気だ。普段使いもできるタイプが支持されているようだ。
同じくバンレボリューション(VR)というモデルも、4ナンバーのVAN登録のままで効率よく使える仕様になっている。8ナンバー(キャンピング車登録)にこだわらず、シンプルに使い勝手を追及しているところが人気なのだろう。
リチウムバッテリーや12Vクーラーに注目が集まる!
「ナッツRV」のブースでは「ハイパーエボリューション」と呼ばれるリチウムバッテリーを搭載した電源システムの説明に聞き入る来場者が多かった。キャンピングカーの室内電源をまかなう「サブバッテリー」がリチウムタイプに置き換わっているのだが、その変化のスピード感は?すごいの一言である。
そしてこちらが直流の12Vで稼働する車載タイプのクーラーだ。これまでもクーラーを搭載したキャンピングカーは存在したが、大型モーターホームのルーフクーラーや家庭用エアコンを組み込んだものがほとんどだった。12Vクーラーは、サブバッテリーからの12V直流電源で稼働するので効率がよいのだ。
パーツや用品を販売する「ロータスパーツセンター」でも冷蔵庫やポータブルクーラー、ソーラーシステムなどに人気が集まっている。小型化や軽量化が進む用品のジャンルにも注目していきたい。
キャンピングカーの使い方を考える!
一般社団法人 日本RV協会が設置したキャンピングカーのコンセプトゾーンに注目したい。レジャーユースだけでなく、災害時の避難場所として、コロナ禍においては、ワーケーションの基地として、様々な使い方が話題になっている。
守る、働く、楽しむ、をキーワードにキャンピングカーの様々な使い方を紹介している。
テレワークが進む中、電源を含めた充実した装備のあるキャンピングカーは、ワーキングスペースとしての活用も期待されている。
これからますます広がっていくことだろう。
今後も業界の動向から目が離せない!
今回のおまけ!?
ロータスRV販売のブースには、いつもカラフルなトレーラーが出展!
同社の中部営業所が運営する「バケーションフォーライフ」というカリフォルニアアパレルブランドだ!
かわいい商品がたくさんある!いろいろなイベント会場に出展して得いるので、見かけたら覗いてみてください!山瀬店長が笑顔で迎えてくれますよ!!
写真/テキスト:山本公紀